多様な民族エン族
エン族は、自分たちを「ヴァー」と呼んでいます。ワー族となんらかの関係があると考えられているからです。
ケントン盆地の丘陵地帯やモンカッ地方の高い山に居住している希少な民族の一つです。
エン族の女性は、14、15歳で結婚する場合が多い。
黒い民族衣装に、鮮やかな色の衣装が似合う。
エン族は、「水の霊」を恐れるため、集落は沼や川から離れたたところにあります。
山の尾根筋の斜面に集落が形成されているため、尾根伝いに竹を利用して水を引いています。
アニミズム(精霊崇拝)信仰のエン部族は、11月の満月の日にお祭りを行います。集落の長老たちが家々を回ってご馳走を頂き、儀式をつかさどるシャーマンの家に村人と共に集まります。